ここちよい

今日はここ数日とはうってかわって
天気が良いのに気温が20度くらいしかない。
涼しい風が吹き抜けて、思わず目を閉じて歩きたくなる。
太陽の日差しに照らされて木々の緑もいい感じになっている。
ふとこれに似た雰囲気を味わったことがあることを思い出した。
高校生の頃、登山部に所属していたときに夏合宿で飯豊連峰に登った時だ。
2日目は500Mくらい急な残雪の上を頭上から降ってくるかもしれない
岩に恐れつつ登ってようやく山頂に到達した。
みんな疲れ果てていた為、早速テントを設置し先生から許可をもらって
一時間ほどお昼寝をとった。
体を大の字に広げてふと空を見上げた。五感全体に感じ取る。
吹き抜ける涼しい風、木々がゆれる音、太陽の日差し、心地よい。
ただ、今日とは違う点は空の大きさだ。
東京では空は小さすぎて、あまりにちっぽけな存在になっている。
あの時は、山頂にいた為それより上に建物とかは何もなかった。
空をもっと感じれたら、いいのにね。

ちなみに、山頂は2000Mくらいだったから
真夏でしたが気温が本日と同じ20度くらいでした。