カンパニーメン

久しぶりに映画の感想を書いてみる。

リベリオン ☆☆☆★★

人間の感情が戦争を起こす一番の要因だということで、
第三次世界大戦で崩壊した後の世界では感情を抑制する薬を義務付けられている。
そんな中、感情の抑制を行わず素直に生きようとする人達がおり、
ガンカタを使う主人公がそれらの取締りを行っている。
しかし、あることがきっかけで主人公自身も感情を抑制するのを止めて、
世界を解き放とうと行動し始めるが・・・

といった内容で設定自体は好きなんだけど、演出がおかしかったり、
行動に納得できない部分が多々あってそこがかなりマイナスポイント。
アクション面ではガンカタの動きはダンスをしているようで面白いけど
本当に効率的なのかと思うほどで、表現が今ひとつかなと。
そこがうまく出来ればマトリックスにも負けない気もする。

・カンパニー・マン ☆★★★★

「CUBE」の監督最新作ということで映画館で見たかったほどだけど、
残念ながらDVDでみました。
ある会社に企業スパイとして雇われた主人公、新たな名前をもらい様々な企業に潜入し情報を収集していくのだが、企業はそんなにあまいやり方ではなかった。
雇った人たちを少しずつ洗脳していき、全く違う人間に仕上げていく。
主人公は難なく洗脳を免れるのだが・・・

シナリオがしっかりと練られており、それに付随して映像表現が独特の美しさを出していてみていて引き込まれていく。
最初の方は何のことだがさっぱりだったけど、進むにつれ様々な部分が絡み合うのと想像を越える展開があってとても面白い。
CUBEより複雑ではあるけどね。